すっかり更新が遅くなりましたが、札幌でのライブについて書きます。
堀四重奏団リターンズ!
堀 浩一郎 (Sax)
安念 和哉 (Pf)
佐藤 俊彦 (Ds)
大久保 太郎(Bs)
Live At MAPLE LEAFE
2012年3月17日(土)
Start 20:00 (Open 19:30)
1st 20:00-
2nd 21:10-
チャージ:1500円(1ドリンク付き)
MAPLE LEAFE
札幌市中央区南9条西10丁目1-40
札幌グランドマンションB1F
TEL:011-215-5880
堀四重奏団というのは私が大学時代にやっていたバンドです。1993年春まで数年間やってました。
最初は札幌駅北口にその昔あった「ニューオリンズ・クラブ」という店でやってましたが、その店がCloseになって、マスターの佐藤さんが自分で北24条に店を出すというので移ったのが「浪漫風」でした。
就職のため札幌を離れることになり、堀四重奏団は無期限活動休止となっていました。今回、久々に帰省のため札幌を訪問するというので、当時からのピアニストの安念君にお願いして、一夜限りの復活となったわけです。
セットリストは以下の通りです。
1st
・Tangerine
・Fee-Fi-Fo-Fum
・Zin-Go-Zi
・Del Sasser
2nd
・Hark The Herald Angels Sing
・Stable Mates
・Naima
・Invitation
3rd Session
昔の堀四重奏団の時はテナーを吹いていたので、ブレッカーものやコルトレーンものが多かったのですが、今回はアルトということでバップもの、スタンダードものを中心に選びました。
Tangerineはあまりやらないスタンダードなんですが、テーマ・コード進行ともご機嫌な感じで最近大好きになりました。Fee-Fi-Fo-Fumはご存知ウェイン・ショーターの名曲で、京都のライブでもやりました。いい曲です。Zin-Go-Ziは数少ない私の曲です。大学生だった時に一人で京都を旅行して、高雄の神護寺を訪れた時にふっと浮かんだバラードです。Del Sasserはベースのサム・ジョーンズの名曲です。
Hark The Herald Angels Singは賛美歌なんですが、6/8拍子でやるとかっこよくジャズになるんですね。Fourplayがクリスマスアルバムでやってます。Stable Matesはベニー・ゴルソンの名曲で難しい曲です。今回も挑戦しましたが、やっぱ不完全燃焼だったかも(苦笑)。Naimaはジョン・コルトレーンのバラードで、いい曲ですよね。テナーでは難しい曲だなと思っていたのですが、アルトだと吹きやすいんです。Invitationはスタンダードで難しい曲なんですが、寺久保エレナちゃんがライブで取り上げていて、アルトでやるとかっこええなーと思って今回取り上げました。
全体にとっても気持ちよく出来ました。やっぱり聴いてくれるひとがいて吹くというのは演奏家にとって一番の喜びですね。ソロもついつい長めになってしまいました。
ピアノの安念は相変わらずご機嫌だわ。なんというか、うまいこと乗っかんてくれるんだよね。一番信頼出来るピアニストです。彼も気持ちよく弾いていたように思います。
ドラムの佐藤君も全然変わってない。彼の4バースのドラムソロは大好きで、何度やっても私がアタマがわからなくなるスリルがたまりません!
ベースの大久保太郎君は今回はじめて一緒にやるんですが、同じ北大ジャズ研出身の若手で、技術・センスとも抜群です。ほんと、最近の若手はすごいわ。びっくりです。
3セット目は懐かしいメンツが来てくれたのでそのままセッションにしましたよ。楽しいな~。ペットの西村さん、ベースの秋田さん、今はボーカルのともよさんです。短い時間だったけど一緒にできてよかったです。
という感じで札幌の夜は更けていきました。またやるぜぃ!!