2011年1月24日月曜日

Georgia

昨日、ルクラブでGeorgia On My Mindをやりました。

この曲は実はちょっと感じるところがありまして・・。

昔、アネースティン・アンダーソンという黒人女性ジャズシンガーの演奏を聴いたことがあります。ピアノはモンティ・アレキサンダーでした。そのアルバムが「レイ・ブラウン・トリオ / ライヴ・アット・ザ・コンコード・ジャズ・フェスティヴァル」です。このアルバム、売ってそうで売ってなくて、CDので持ってません。テープで持ってたんだけどどっか行っちゃったし。今度じっくり探そうっと。

で、この中にジョージアが入っています。この歌がすごい。当時初めて聞いた高校生だった私は英語の歌詞がよくわからないのですが、思わず電車の中で聞きながら涙しそうになったほど。

レイ・チャールズのジョージアももちろん有名ですよね。彼のは切々と故郷・ジョージアを想う気持ちを歌っているのに対して、アネースティン・アンダーソンのは激情的に想いをほとばしる、そんな感じです。

もちろん、私は黒人のジョージアを想う気持ちは表現できませんが、そんな気持ちをアルトで出そうと思ってプレイしました。

あとでZOOMを使って録音したの聴くとやっぱ日本人やなー、無理じゃんって感じです。なんというか音のつながりに余裕がないのよね。切々感が出てない。

うーむ、こればかりはコメの文化、奴隷のない文化では無理なんちゃうか、と思うほど。私を奴隷にしたい人は連絡ください。プレイのためなら奴隷になってつくします。

そんなこんなで、もっと精進しなきゃ、と思ったというわけでした。


本年最初のルクラブ・セッション

昨日は今年はじめてのルクラブのセッションに行きました。セッションノートには723回(だったかな)と記されてました。かれこれ13年の積み重ねらしいです。すごいですねー。13年前といえば私が京都人になってまもなくという時期。最初から行ってればよかったなぁ。

昨日のホストは日本一の美人ピアニスト・大野綾子(p)さん、日本一黒の似合うベーシスト・原 満彰(b)さん、そして仕切らせたら日本一のドラマー・西本 憲史(ds)さんでした。

今日はなんといっても念願の黒ちゃんこと、黒田雅之さんに会えたことです。Twitterでは存じ上げてて楽しいお話をしていたのですが、ルクラブではなぜかすれ違いで、とうとう2010年には会うことができませんでした。

昨日はようやく連絡をとりあってルクラブで落ちあうことが出来ました。それがこの写真です。


サックスのことやセッションのことをお話できて楽しかったです。Black NileとConfirmationで一緒に演奏しました。黒田さんのグルービーなアドリブに触発され、つい私も熱くなって自分を見失いながら暴発しました(笑)。

黒田さんはマルチサックスプレイヤーで、演奏の他にもアレンジやバンド活動、ビックバンド、レッスンをしてます。京都・大津でサックスの演奏依頼・アレンジ・レッスンを希望する人はこちらへ→tubax -- earthquake saxophone

そうなんです。黒田さんは日本で数少ないTubax奏者でもあるんです。Tubaxってこんな楽器です。でかい!今度実物を見せてください>黒田さん。


昨日のルクラブは「サックス祭り」になって、アルト4本、テナー1本、ソプラノ1本と賑やかでした。

自分が演奏したのは以下のリスト。

Georgia On My Mind
Beautiful Love
Black Nile
Confirmation
Mr. PC

なんかジャズ研時代を思い出す懐かしの曲が多かったのですが、Georgia On My MindとBeautiful Loveを演奏できて大変満足しました。内容は・・・・置いといて。

その一方でベースが誰も来なくて、原さんの指が心配です。と言いつつも最後にMr.PCをやろうといったのは僕です。

ついラストまでお店にいて、今日は寝不足で仕事にならんかったとです。