2010年12月31日金曜日
大晦日はデュコフと格闘
リードの硬さ、マウスピースに付ける位置、リガチャーの位置・締め具合、アンブッシュア、そのすべてが完璧でないといい音が出ない。
ちょっとしたズレでリードミスや裏返りを起こす。オテンバな娘をてなづけているようで苦しくもあり楽しい。
ということで2010年の大晦日は過ぎていきました。ちなみに京都は大雪です。
2010年12月27日月曜日
山本潤子
先日、小田和正のクリスマス企画歌番組を見ていたら久々に出てて思わず聴いてました。
彼女は1949年生まれなのでもう60歳を過ぎていますが、まだまだ若々しい。なんといっても声がぜんぜん前と変わってない。澄んだきれいなソプラノなんです。
番組ではユーミンの歌をカバーしてましたが、聞き惚れてしまいました。
で、今聴いているのが「OASIS」。ソロになって3枚目の97年のアルバムです。おしゃれな山本潤子の世界を堪能できます。バックミュージシャンも当時の一流スタジオミュージシャンの松原秀樹(Bs)、小池修(Sax,Fl)、松原正樹(Gt)などが参加してます。
山本潤子というと「翼をください」やユーミンのカバーで有名ですが、このアルバムみたいなおしゃれな歌が似あってます。
ちょっとしばらく山本潤子を追いかけてみるかな。
山本潤子さんのブログ
昨日のルクラブ〜寺井さん
昨日は京都の老舗ジャズクラブ、「ルクラブ・ジャズ」の今年最後のセッションに行ってきました。ギターの寺井さんがホストの日でした。
今年はサックス活動を再開して以来、一番行ったお店がこのルクラブでした。
京都の街中にあるので近いのと、毎週日曜にセッションしてるので、ついつい足を運んでしまいます。といいながら、通常のライブには行かなくて申し訳ないです。
今年はギターの寺井さんと出逢えたのも大きな収穫でした。昨日は時間があれば寺井さんとお話ししたいと思って出掛けました。
セッションの合間にカウンターで飲む寺井さんに近づいてお話しできました。
寺井さんは御年77の1933年のお生まれです。ですから寺井さんがジャズを聴き始めたのは日本はまだ戦後のスイング黄金時代なんですね。ナベサダとほぼ同期になります。
ギターはバーニー・ケッセル、ベースはレイ・ブラウンが好きとのことで、彼らのジャストなタイムでジャズを勉強したとのことでした。
話は自然とこの「ジャスト」のことに。最近の若い子のベースは前に突っ込むような、なんともおかしなタイムで弾くので、一緒にやりにくい、ポール・チェンバースやレイ・ブラウンのようにちょうどより少し後ノリくらいのタイムで弾くと、スイングするとおっしゃってました。
この「ジャスト」感覚はプロの方はみんな一番厳しく聴き、弾きますね。私も学生の時、ススキノのプロの方に厳しく仕込まれました。
お好きなギタリスト談義になって、「ケニー・バレルが出てきたときは一気に人気者になったよなー」などと。寺井さんにとってはケニー・バレルはいまでも新人なんです。
昨日は以前に他の方の演奏で好きになって一度やりたかった「Bluesette」を吹きました。まだテーマを完全には暗譜してないのでちょっと間違えましたが、楽しかった。寺井さんにバッキングしてもらえるだけでミスもフェイクに聴こえるかも。
来年もルクラブにお世話になるつもりです。よろしくお願いします。
2010年12月18日土曜日
THE ART OF PEPPER
1. ホリデイ・フライト
2. トゥー・クロース・フォー・コンフォート
3. ロング・アゴー・アンド・ファー・アウェイ
4. ビギン・ザ・ビギン
5. 恋のため息
6. ウェッブ・シティ
7. サマータイム
8. 魅惑のリズム
9. ボディ・アンド・ソウル
10. ウィズアウト・ア・ソング
11. そよ風と私
12. サーフ・ライド
1957年、LAにて
アート・ペッパーは私のアルトサックスの心のふるさとって位置の人です。なんといっても最初に聴いたアルトがこの人なんです。
で、このCDの聴きどころはなんといっても9曲目のBody And Soulです。
このBody And Soul、切ないです。Body And Soulの最高の名演ではないでしょうか。全部で2コーラスしかやらないのですが、この曲のすべてがそこにある感じ。私のBody And Soulの原点ともいうべき演奏です。ピアノのCarl Perkinsのバッキングもソロも素晴らしい。
ただブリブリと、マスターベーション的に吹くだけのアルトプレイヤー(私もか?)にはぜひ聴いて欲しい一曲です。限られたソロスペースで完全に語り切るペッパーに脱帽です。
デュコフD7をゲット!!
フュージョンバンドのことはまた機会があれば書きますね。なんというか、今までの私のキャラではまったくない方向性です。DIMENSIONや松岡直也的な感じで、もろジャパニーズ・フュージョンです。ジャズとは全く違うので面白いです。
で、今使っているマウスピースではどうしても明るいフュージョン系の音が出ません。ということでメタルマウスピース探しの旅をはじめたというわけです。
前回の週末はJEUGIA三条本店に行っていろいろ試したのですが、いまいちいいのがなく断念。唯一、GottsuのMenohがいい音してたのですが、開きが合わずにやめました。一番開いている7番でもちょっと詰まった感じでした。
お店の人曰く、Susuならもうちょっと明るい音が出るとのことでしたが、現品がなく惜しいことをしました。機会があれば吹いてみたいな~。今度東京に行く時に吹かせてもらおうっと。このメーカー、神奈川県の大和にあるんですね。
ということで、今日は石橋楽器・梅田店に行きました。
まず吹かせてもらったのはビーチラーのメタル。ARB系の音を期待して吹いたのですが、どうも暗い音だし詰まる感じで合わなかったです。
次はいよいよデュコフです。D7です。今のモデルタイプです。
これがスカっっっっっと抜けるんです。それで、もちろんデュコフらしい明るい抜ける音!ついに出会いました。これが欲しかった音です。
いままで試していたのはどうも前のロットのでダメでした。全くコントロールできずにぴーぴーいうばかり。でも今度のはちゃんと鳴らせました。
念のため、ロブナーのリガチャーも買って合わせるとまずまずのコントロールが出来る感じです。全部で2.5万円くらいでお手頃な感じでした。
なんといってもようやくデュコフに出会えた感が大きくて大満足です。これからもうちょっと練習して合わせていかなきゃならないのですが、楽しみが増えた感じ。次のフュージョンリハが楽しみです。
ついでにこれも立ち読み。杉様のCDのレビューを読む。
2010年12月13日月曜日
昨日は寺井豊さんセッション
ドラムの西本さんから「寺井さんのセッションに来な。絶対勉強になる。ギターの神様だ」と教えられ、いつか行こうと思っていたのですが、出張だったり体調不良だったりとなかなか日が合わず、ようやく昨日行ってきました。
びっくりしました。感激しました。勉強になりました。感動しました。
ギターがこれほどまでに表現豊かな楽器だったことをいまさら知らされました。
なんというか、管楽器のようなコード楽器のような、そんなふうに聞こえました。
それでいて優しいおじぃちゃん。ほんと腰の低いいい人です。大好きになりました。
バッキングもすっっっっっっっごく気持よかった。最高です。
また行きます!!!!!
3アルト on 萬屋
いま関西で最も熱い「早川ゆいが」「浅井良将」「武藤浩司」、それにベースの権上康志、ピアノの杉山悟史、ドラムは斎藤洋平です。
「ジンジャーブレッドボーイズ」の3人(権上、浅井、斎藤)が入っていてこのメンバーですから、熱い、というか暑苦しくもなりかねないメンツです。
この写真は店に続く階段です。
ライブ中は写真はまずいかなと思ってありません。
そのかわり画像リンクだけ。名前のリンクは皆さんのブログに飛んでます。
皆さん、20代の若者でプレイは元気いっぱいです。ゆいが君なんてまだ21歳。写真はちょっと若すぎるころのですね。今は金髪にして、ちょっとワルそう(笑)。
帰りの電車の関係で1セットしか聴けなかったのですが、いっぱい元気をもらいました。
個人的には、やっぱ浅井くんの音とプレイが好きだなということを再認識しました。あと杉さまのリリカルなプレイと権上さんのライン、良かったわ~。
今度は大阪でやってね。神戸はやっぱ遠いわ・・・。
そうそう、杉さんのソロアルバム、いいですよ。聴かせるわ~。レコ発ライブやるみたいですが、これまた神戸中心なんで・・・。
アイロンを買い替え
20年ほど前に友人からもらったものなので、よくもった家電なんでしょうね。
ということでアイロンを買うことにしました。
アイロンって昭和の時代からほとんど変わっていないですね。形も機能もそんなに進化しているようには見えませんでした。
でもって買ったのがこれ。
楽しくていつもの倍のワイシャツをアイロンしてしまった。