2011年4月16日土曜日

ダスコ・ゴイコヴィッチ

久しぶりにCDを買ったのでレビューを・・。



(Amazonのレビューより)
哀愁のトランペッター、ダスコ・ゴイコヴィッチがニューヨークの最強軍団を率いレコーディングしたのが本作「ビバップ・シティ」。前作「ソウル・コネクション」でトミー・フラナガンの好サポートを受けてスウィングしたダスコだが、本作ではケニー・バロンの繊細かつキレるピアノのサポートと、レイ・ドラモンド&アルヴィン・クィーンという太々しいリズム・セクションのグルーヴに乗りホットなブロウを聴かせてくれる。さらにラルフ・ムーアとエイブラハム・バートンという若手二人のサックス奏者を曲ごとに入れ替えフレッシュなサウンドを展開、活きの良いアコースティック・ジャズをプレイしています。J.Jジョンソンの名曲「ラメント」は数あるレコードの中でも歴史に残る出色の名演! [1994年録音]

ダスコ・ゴイコヴィッチ (tp,flh)
ケニー・バロン (p)
レイ・ドラモンド (b)
アルヴィン・クィーン (ds)
ラルフ・ムーア (ts on 1,3,4,5)
エイブラハム・バートン (as on 2,7,9 )

【アーティストについて】
1931年生まれ、旧ユーゴスラビア出身のトランペット、フリューゲルホーン奏者。17歳からユーゴスラビアのベルグラーダにあるミュージック・アカデミーで約5年間ジャズを学ぶ。1950年代にドイツへ移りフランクフルト・オールスターズとしてCDをリリース。ヨーロッパ全土で定評を得たダスコは29歳にしてバークリー音楽院に奨学生として招かれ、作曲、アレンジを学ぶ。在学中に渡辺貞夫やトニー・ウイリアムスをメンバーに加えた自分のバンドで活動し、その後「メイナード・ファーガソン楽団」や「ウディ・ハーマン楽団」等で活躍するが1967年以降に活動の場をヨーロッパに移し「ケニー・クラーク?フランシー・ボラーン」のビック・ バンドに参加する他、トロンボーン奏者のスライド・ハンプトンと双頭バンドを結成するなどヨーロッパ、アメリカでライブやレコーディングを行う。 1970年代に入りドイツのEnjaレーベルから発売されたアルバム『アフター・アワーズ』はその哀しくも心に染み渡るプレイで日本のジャズファンの琴線をも震わせ、日本でもダスコ・ゴイコヴィッチの名は広く知られるようになる。1996年の初来日以降、自らが率いる「インターナショナル・ジャズ・クインテット」で度々来日しており、今なおヨーロッパを代表するトランぺッターとして多くのジャズファンに愛されているアーティストである。


ダスコ・ゴイコヴィッチは大学のジャズ研のペットの先輩が好きだった人です。興味はあったのですがなかなか聞く機会がなくて、今回はじめて聴きました。

ご機嫌なペットです。このアルバムは「ド・バップ」なアルバムで、軽快に、楽しくバップをやってます。逆にいうと、あまり特徴のないバップなペットにも聞こえます。

ラルフ・ムーアというサックスは名前しか知らなかったのですが、太いいい音を出すな。レイ・ドラモンドは久しぶりに聞くな。ジョニー・グリフィンと一緒にやっているを聞いて以来かもしれん。

全体に非常に聴きやすいアルバムです。ジャズをあまり知らない人には聴きやすいと思います。個人的にはもう少しアクの強いペットを聴きたかったので物足りないかな。今度は彼のもう少し古い60年~70年代のを探して聞いてみよう。

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